がんの超早期発見

今やがんは国民の二人に一人もの人が罹る国民病となってしまいました。がんはある日に突然にがんになるのではなく、臨床的に「がん」と診断されるまでに、実に何年もの期間があります。例えば図には異形細胞の出現からがんが発症するまでの経過が示されていますが、この期間の食事やタバコ、飲酒などの生活習慣の改善は、実に有効ながん発症予防です。

がん化の過程


しかし不幸にしてがんが発症してしまった場合には、早期発見•早期治療が望まれます。PETは、がん早期発見の有効なツールとされていますが、腫瘍が5mmの大きさにならないと検知できない、放射性同位元素を利用するので被爆するなどの欠点もあります。一方、GENOSITCS社の循環腫瘍細胞(CTCs)検査は、腫瘍の大きさが1,2mmから発見でき、かつ、腫瘍マーカーよりも鋭敏であることから超早期発見の有用なツールとなります。


CTCs検査(GENOSTICS社、オーストラリア、がん全般)

腫瘍が直径1,2mm程度になると、自らの栄養や酸素の供給路を求めて周囲の血管に浸潤します。この時、腫瘍細胞のいくつかは剥がれて血液内にこぼれ落ち、これが循環腫瘍細胞(CTCs)となります。

がんの血管内への浸潤

CTCsの多くは数時間内に消滅しますが、いくらかは細胞分裂休止期の状態で体内を血液に乗って循環し続けます。
採血によって得た血液サンプルから、分子レベルとなるタンパクやDNAの発現型によりこのCTCsを検知し、単位当たりの個数でがんの発見、あるいは予後の診断に結びつけます。

がんの診断



さらにこのGENOSTICS社のCTCs検査の優れた特徴は、CTCsをラボにて培養し、遺伝子の解析を行いその特性を知ることと、抗がん剤や自然由来の物質への感受性の有無や程度を確認できることにあります。すなわちその人固有のがんに効く物質を見つけられるのです。
従来のようなどの人も同じに、肺がんだからこの抗がん剤、大腸がんだからこれで、あるいは第1選択剤が効かなかったから第2選択を試してみようというような、臓器別で当て図っぽな抗がん剤の選択ではなく、副作用が少なくて自然治癒力を増進する自然界の物質やハーブを含めて、効くものを正確に見つけられる可能性が出て来ました。

CTC検査で化学療法感受性

緑の抗がん剤は感受性が高いが、黄や赤になるにしたがい感受性が低くなる。当て図っぽな抗がん剤の選択では、効く薬剤が見つかる前に、その強い副作用で身体が参ってしまう可能性が大。


がんの自然界の物質や植物ハーブ、栄養素への感受性検査

検査の自然物質やハーブには日本国内で販売されていないものも含まれるが、副作用が少なく、自然治癒力を増幅する物質を見つけられる。




VELscope(LED Dental社、カナダ、口腔内向き)

口腔は診易いところであり、患者様の口腔粘膜の性状をしっかりと観察し異常を発見すれば、早期にその後の対応を図ることが出来ます。肉眼による観察はその第一歩で、自然光での観察に加えてVELscopeを使った他の波長での観察は、異常の発見をより確実なものとします。